北ミサイル利得者と報道しない自由

 北朝鮮のミサイル発射が常態化しつつある中、今朝(9月15日)もまた発射した。
 前回の発射時(8月29日)は、加計問題で追及を受け支持率を落とされた安倍陣営が北朝鮮にお願いをして射ってもらった――なる陰謀説を言う輩が現れた。政権批判の目くらましにしたと言うのだ。さすが『有識者』や『MSM(メイン・ストリーム・メディア=主流メディア)』はボクのような凡人にはない逞しい想像力をお持ちだと思ったものだ。
 で、今日もまた発射したわけで……。
 前回と同じ伝で言うと、北朝鮮ミサイル利得者は民進党の前原誠司代表ということになる。昨日(14日)発売の『週刊文春』で、北朝鮮美女との2S写真などと併せてハニートラップ疑惑が報じられたばかりだからだ。これほどありがたい目くらまし発射はない。
 さて、有識者の皆さんはどんなコメントをするのやら……などと、期待しても意味はない。そもそも、前原氏のハニートラップ疑惑は、有識者もMSMも全く取り上げていないのだから。週刊誌風情の戯言を取り上げるほど、有識者もMSMも落ちぶれてはいない。そんなことよりも、鈴木砂羽が舞台の共演者を土下座させたことや、尾野真千子が離婚していたことの方が重要なのだ。斉藤由貴の不倫問題に至っては、拉致問題よりも深くて許すべからざる重要案件なのだ。
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『ダンケルク』

 第二次大戦の初期、ドイツ軍に追い詰められたイギリス軍がフランスのダンケルクからの脱出を図る史実の映画化。
 ドイツが強かったこともあるだろうけど、フランスはあてにならないし、イギリスは逃げているばかりだし。アメリカが参戦しなければ、ヨーロッパはドイツに統一されていたんだろうなと思ってしまう。やっぱ、チャーチルがルーズベルトを戦争に引きずり込んだのも史実なんだろうな。
 監督は今やワーナー・ブラザースの第2のスタンリー・キューブリックと言われているクリストファー・ノーランである。あ、言われていると言っても、ボクが勝手に言っているだけ。採算度外視の超大作を、完全主義でじっくりと撮り上げるところがキューブリックっぽいと感じるのだ。もっとも、ノーランの場合はきっちりと興行的に成功させているし、完全主義のこだわりを見せながらも、2、3年の間隔で新作を仕上げる律義さがある。
 それにしても、この映画で意外だったのは、戦場にあまり血が流れなかったこと。撮影技術の向上した最近の戦争映画の特徴として、人間の身体が吹き飛んだり、粉々になったり、血で海が真っ赤になったりなんて描写が当たり前なのに、どうしたわけだかこの映画はあまり血しぶきが飛ばない。『プライベート・ライアン』がリアルなのか、『ダンケルク』がリアルなのか? それとも超大作が故にR指定を逃れるための妥協でもあったのか?
 キューブリックの『フルメタル・ジャケット』は、当時もっとも4文字言葉(FACK)が頻出する映画と言われたものだが、本作は言葉づかいも汚くなかった。まぁ、ベトナム戦争時のアメリカ兵と、第二次大戦のイギリス兵の違いもあるしね。簡単な比較はできないけど……。
 そのノーラン、デビュー2作目の『メメント』が話題になったのは、結末から事の起こりへと物語の進行を逆回転で見せる手法が新鮮だったから。考えてみれば、ノーランは時間軸をバラすのが好きな作家さんなのだ。
 本作『ダンケルク』もその系譜。
 『桟橋』シーンの1週間と、船の『海』シーンの1日と、戦闘機の『空』シーンの1時間を、交互に同時進行で描いていくという手法である。結果、終盤に向かうにつれ、それぞれのシーンが別の視点から重層的に描かれていく。
 脱出劇ゆえ時間に追われる緊迫感の演出か、ほぼ全編に音楽と効果音がベタづけになってしまった。音楽や効果音がないシーンにも秒針のようなカチコチが鳴りつづけた。だから、脱出に成功した兵士がホッとしたところで初めて音楽が止む。
 作曲はノーランのお気に入りでボクも大好きなハンス・ジマー。スタッカートで刻むような音楽が特徴の作家だから、この作品にはうってつけと言えるかも。
 なんか、作品の感想というよりも、演出の分析という感じになってしまった。
 物語よりも技巧が際立つ作品でした。

『ワンダーウーマン』

 長くなりそうなので結論から書くが、この映画、非常に面白かった。気に入った。

 ワンダーウーマンと言えば、ボク世代からしてみれば、やはり初めて見たテレビシリーズの『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』の印象が強い。その彼女が、『バットマンVSスーパーマン』で再登場し、本作で一本立ちし、大ヒットした。日本では知らないが、少なくとも欧米ではヒットしているらしい。
 ワンダーウーマンが復活するまでには、実は紆余曲折があった。ボクが覚えているだけでも、テレビ企画や映画企画が2回くらい立ち消えになったと記憶している。テレビシリーズはパイロット版まで作られてポシャった。その時の理由がふるっていた。
「コスチュームに愛国心が足りない」
 というのがその理由だった。これがすべてではないだろうが、大きな理由の一つだったらしい。
 スーパーマンやスパイダーマンのコスチュームでもよく指摘されることだが、赤、青、黄色の配色はアメリカの国旗、すなわち星条旗をモチーフにしていると言われている。
 ましてや、原作のコミックや『空飛ぶ鉄腕美女』のコスチュームは、そのものズバリである。星条旗を元生地に切り貼りして作ったとしか思えないデザインになっている。さしずめ、強いアメリカの象徴と言ったところなのだろう。且つ、アメリカ人の理想が投影されているのだと思う。アメリカ人は常に強い祖国を求める気持ちを持ち続けているのだ。
 ワンダーウーマンのリブート企画がポシャったのは、はっきりとは覚えていないが3年以上前のことだ。少なくとも、ドナルド・トランプが「Make America Great Again」を訴えて大統領に選ばれるより遥か以前のことだったのは間違いない。フェイク・メディアはトランプを叩き続けたが、彼らが押しつけるポリティカル・コレクトネスに、アメリカ人は長年の間疲れ果てていたのだ。多くのアメリカ人がトランプを支持したのは、単に本音が噴出しただけのことだ。
 ところで、星条旗デザインのヒーローと言えばもう一人、むしろこちらのほうが老舗のキャラクターなのだが、キャプテン・アメリカがいる。言うまでもないが、ワンダーウーマンはDCコミック、キャプテン・アメリカはマーベル・コミックである。
 ちなみに、ワンダーウーマンの初出は1941年11月。キャプテン・アメリカはそれよりも少し早くて、同じ年の3月だ(共にウィキペディアによる)。どちらも第2次大戦が始まる直前である。教科書的には、その頃のアメリカは厭戦気分で参戦に気乗りじゃなかったと言われている時期だが、この二人のキャラクターを登場させた背景には、教科書に書かれていない、もしくは真逆の事実が隠されている気がしてくる。改めて勉強しなければならないという向学心が湧いてきてしまう。
 まぁ、それはさておき、実はボクは、この二人のキャラクターが大好きである。
 二人が他のヒーローたちと大きく違うのは、(ヒーローなので現実離れした超人的パワーを持ってはいるが)スーパーマンのような超絶怒涛の無敵パワーではないところだ。剣やピストルで攻撃されれば怪我をするし、下手をすれば殺されてしまうレベルであるところだ。にもかかわらず、相手を攻撃するような飛び道具は使わず、盾やブレスレットだけで専守防衛が基本なのだ。つまり、キャプテン・アメリカもワンダーウーマンも、自分よりも強大な敵を相手に不利な状態で戦っているのだ。
 そして何より、融通無碍なほどに正義や大義を重んじるところが素晴らしい。
 家族や仲間を思い、祖国を誇りとし、大義を感じないときは戦いを避け、大義があるときは自己をも犠牲にして戦うのである。
 その姿はまるで侍だ。
 刀を解決の手段としない山本周五郎の小説に出てくる侍のようなのだ。
 そう。ボクは、この二人にとても日本人的な心を感じてしまうのである。不思議なことに、アメリカの象徴である星条旗ルックの二人なのに、アメリカ人が理想としている姿であろうにもかかわらず、実はとても日本人的なのだ。
 つまり突き詰めると、アメリカ人が理想とする姿は日本人、しかも日本の侍なのである……と、少なくともボクは感じるのである。
 大東亜戦争で負けた日本軍は、負けたが故にナチスのような悪であったかのように貶められているが、歴史をきちんと勉強しなおせば、有色人種を搾取の対象としか考えていなかった白人たち欧米列強の帝国主義からアジア人を開放しようとしていたことはすぐに分かる。支那人や朝鮮人は勝ち組の白人にすぐに靡いた裏切り者だったこともすぐに分かる。
 アメリカ人が理想としているヒーロー像は日本人の侍であるとする説は、あまりにも我田引水が過ぎると思われるかもしれない。でも、ボクはいたって真剣にそう思っている。
 正しく歴史を勉強しなおせば、ボクの言っていることが、見当違いでないことに気づくはずだ。支那とロシアの独善と無責任ぶりが極まり、北の暴走が止まらず、南の空中分解が秒読み段階に入り、アジアの盲腸半島で第二次動乱が起こらんとしている現状を鑑みると、今こそ真の歴史修正が望まれる。
 歴史修正主義というとヒトラー礼賛のように捉えられるが、本来の意味は、戦争の顛末をしっかりと検証し反省するための学問だ。プロパガンダにまみれた記録を排除し、勝者の論理で書かれがちな記録を、文字通り正すことを目的に、第一次世界大戦後に起こった学問だ。その研究の成果として、ヴェルサイユ条約で一方的な悪役に仕立てられ、英仏から返済不可能なほどの賠償金を押しつけられたドイツに対し、いささかの同情を導き出すことになった。ところが折悪しく、借金まみれで疲弊したドイツは、その反動としてナチス・ヒトラーを台頭させていたため、『歴史修正主義=ヒトラー礼賛』のように扱われるようになってしまったのだ。

 なんか、ますます取り止めがなくなってきてしまった。
 閑話休題。
 とにかく、短くまとめると、
「本作は面白かった!」
 ということを伝えたい。
 圧倒的に強い戦争の神アレスを相手に戦うときも、自分が信じる理想だけを盾にしているワンダーウーマンの姿には、ついホロリとさせられてしまうほどだった。

トランプよりも北の独裁者なの?

 CNNやNYタイムズなどのフェイク・ニュース媒体がトランプを嫌っているのは周知の事実だ。事実であるとかないとか関係なしにトランプ批判を行っていたことも、明らかになって久しい。アメリカのそれらフェイク媒体に右へ倣え、もとい「左へ倣え」するのが朝日や毎日などの社是であることも、もはや公然の事実だ。
 なので、ある程度の偏向記事には驚かなくなって久しいのだが、左巻きの頭脳が生み出す世迷言は、もはや常人の考えうるレベルを超越している。左巻きのフェイク連中によれば、北朝鮮の核ミサイル暴走はトランプの発言が根本原因であるらしい。トランプの暴言が北の将軍様の怒りを煽り、暴走を助長させてしまっていると言うのだ!
 いやいや、いやいや……そうじゃないでしょう。
 左巻きのフェイク連中はどうにもこうにも歴史が不得意らしいので教えてあげるが、先に暴言を吐きまくっていたのは北の将軍様の方でしょうが! トランプが反応したのは、むしろ久しぶりな印象ですよ! そもそも、フェイクさんたちが大好きなオバマの時代から北の暴走は始まっていたでしょうが! それくらいの順番は覚えておいてほしい。
 それとも、一つ新しい事象が発生すると、一つ古い事象は忘れてしまう仕組みなのか? フェイク連中の頭脳のスペックはそんなに記憶容量が少ないの? そんなだから、自分の発言も忘れてしまうんじゃないの? ブーメランの原因はここにあるみたいだよ。もうちょっと歴史を勉強しようよ。もはや近現代史とは言わない。せめて2、3か月史でいいから!
 半年以上も前のことになると、フェイク連中はもう忘れてしまっているみたいだから教えてあげるが、トランプ大統領は去年11月に行われた大統領選挙で選ばれたんだよ。3代世襲で将軍様になった独裁者のほうが、フェイクさんたちはお好みなの? 少なくとも民主主義を標榜するのなら、選挙で決まった民意を尊重するのがルールでしょうが! 自分の意に沿わないからって選挙結果を否定することは、民主主義を否定していることになるんじゃないの?
 それにしても、トランプを批判するためなら、独裁者を持ち上げることも厭わないとは、ホントに驚き!
 駄々っ子を相手に良い大人がムキになるなという意見もあるみたいだが、その駄々っ子は、万単位の、もしかしたら10万人あるいは100万にも及ぶ死傷者を出しかねない危険なおもちゃを弄んでいるのだ。責任ある大人が取り上げてやらなければ、誰かが大怪我するでしょう。相手は言葉が通じない駄々っ子なんだから、おしりをペンペンしてやるなり、ゲンコツで頭をゴツンとやるなり、それなりの体罰は必要なのだ。体罰と暴力を一緒にしてはいけない。

オスプレイ

 オスプレイが墜落したと言って大騒ぎをしているんだけど、オーストラリアでのこと。
 そういえばと思って調べてみると、一昨年(2015年)の5月だった。ハワイでオスプレイが落ちたと言ってマスコミが大騒ぎしていたっけ。
 去年12月に沖縄の海岸に墜落したときに騒ぐ分にはまだ理解できるが(実際は不時着)、ハワイとかオーストラリアの事故でも騒ぐとは、恐るべき我田引水ぶりと言えないか。地球の裏側にまで伸びる用水路の長さに驚かされる。
 それにそもそも、ボクは逆にオスプレイってそんなに事故が少ないのかという安全性を再確認できた思いがする。
 人間が作った空飛ぶ機械だ。そりゃあ、落ちることもある。
 ハワイやオーストラリアでの事故例まで引っ張ってこなければならないほど事故が少ないのだ。
 2016年の資料だけど、『10万時間当たりの事故率』というのがあって、(算出方法は良く分からないけど)オスプレイは1.93%という数字が出ている。
 ちなみに、ハリアー(AV8B)は6.76%、米海兵隊の輸送ヘリ(CH53D)は4.15%となっている。断トツでオスプレイは安全性が高いのだ。
 もう一つちなみに、大韓航空は2.58%で、チャイナエアラインは7.16%!
 安全第一で客を乗せて飛んでいる(はずの)飛行機と、訓練で困難な飛行にトライしているオスプレイを、同じ基準で比べることも強引だとは思うが、それにしたってボクは、チャイナエアラインに乗るくらいならオスプレイに乗りたい。それにそもそもオスプレイに乗ってみたいし。
 『トランスフォーマー 最後の騎士王』の項で書いたばかりだけど、オスプレイの沖縄配備に反対しているのは支那だ。沖縄にオスプレイがあるとすぐに尖閣諸島に飛んでこられるからだ。だから日本国内のバカ左翼やプロ市民を扇動して反対運動を煽っているのだ。南朝鮮にTHAAD(高高度防衛ミサイル)を配備するのを邪魔をしているのと同じ構図だ。
 もう、マスコミの嘘にはうんざりだ。
 長くなるので結論だけ端的に書くが、大東亜戦争を起こしたのはマスコミだ。軍部が暴走したとか言う話は、マスコミが自分の罪を隠すためのでっち上げだ。当時の朝日新聞と毎日新聞がそれぞれの部数を上げるために戦意高揚の記事で煽りつづけ、乗せられた世論に押され、戦わざるを得なくなるまで追い詰められた軍部が仕方なく戦争に突っ込まされたのだ。
 ちょっと考えればわかる。一番平和を望んでいるのは軍隊だ。戦争になったら真っ先に戦場に行かされる。自分が死ぬかもしれないのに、どうして戦争を始めたがる? 鉄砲の弾が飛んでこない安全なところで戯言を書いていられるマスコミが、部数アップにつながるマスコミが、戦争を煽るのだ。
プロフィール

辰之介

Author:辰之介
映画ファン歴40年。
映画やドラマを観る日本人の審美眼を真剣に憂える。

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