正しい言葉の意味

 昔、ボクがまだ若かった頃、会社の上司がよく『古い革袋に新しい酒』という諺を引用して自分の意見をごり押ししてきた。
「新しい世代(ボクのような後輩)が思いついたアイデアも、大先輩である俺(上司)の意見を取り入れて見直した方がより良い結果になる」
 という意味に使っていた。後日、辞書でこの諺を調べたら、
「せっかくの新しい酒も古い革袋に入れたら台無しになる」
 という意味だった。辞書のそのページをコピーして、その上司のデスクにそっと置いておいた。他にも大勢いる部下の手前、恥をかかせないための配慮だ。だが、その上司は真っ赤になって大声で、
「若い奴らに辞書を引く習慣を身につけさせてやりたかったんだ」
 云々……。
 腹の立つこともある上司だったが、人間的にはサイテーの先輩だったが、教わるところも多かった。懐かしく思い出すことこそあれ、今はあの人に対する恨みはない。
 まぁ、そんな自分の経験も踏まえ、暇があったら辞書は引いたほうが良い。ボクのスマホには、『大辞林』と『ジーニアス英和・和英辞典』と『旺文社の漢字典』の3つが入れてある。
「朝日新聞は日本のクオリティーペーパーだ」
 と言われているので、『クオリティーペーパー』を調べてみた。
「政治・経済・国際問題などの記事が多い、質の高い新聞。発行部数は比較的少数。娯楽記事の多い大衆紙に対していう」
 と書いてあった。どうも、皆さん、言葉の意味を調べていないようだ。
 南朝鮮が自分の国のことを、
「アジアのバランサー」
 と言っているのを聞いたことがある。支那と日本の摩擦を、間に入ってバランスよく調整しているという意味で使っているようだった。『風見鶏』とか『節操なし』という言葉も言いようだなぁと思っていた。で、『バランサー(balancer)』も調べてみた。
「平衡器、軽業師」
 とあった。なるほど。
「どちら側に付くと得か損かを秤にかけ、得すると思った方へ軽業師のようにヒョイッと乗り換える」
 おそらく南朝鮮人が使っている意図とは違うのだろうが、意味は合っている。
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辰之介

Author:辰之介
映画ファン歴40年。
映画やドラマを観る日本人の審美眼を真剣に憂える。

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