有事の円

 EUへの残留か離脱かを決めるイギリスの国民投票が行われた。即日(6月24日)、開票作業が行われたが、当初から予想されていた通り、どちらが勝つか分からない状態で推移。しかし、日本時間のお昼前、離脱派の優勢が見えてくると、いきなり円高が進み1ドル99円台に突入したとのニュース速報が流れた。
 以前は『有事のドル』と言った。戦争のような世界的非常事態が発生すると『信頼のあついドル』が買われたことから、そう言われるようになった。ところが、世界的な経済の混乱が予測される今回の事態を受け、世界はドルではなく円を買ったことになる。さしずめ『有事の円』だ。
 何故、円が買われるのだ?
 GDPが世界2位だと息巻いている支那がそんなに経済成長してるなら、どうして元を買わないのだ?
 そもそも、有事に円が買われることは今に始まったことではない。
 しかし、もし、財務省が言うとおり、日本が借金まみれでギリシャのように財政破たん寸前の状態だというのなら、そんな国の国債を誰が買うと言うのだ? 
 財務省は嘘をついていることの証拠ではないのか。
 財務省の連中は日本経済のことよりも『増税』を自分の手柄にすべく、支那人や朝鮮人みたいに世界に日本の悪口を言い触らし、増税を世界への公約に誘導してきた。しかし、欲の皮の突っ張った投資家や資産家たちは、主義主張や建前よりも『金』だ。金が全てだ。財務省の嘘は嘘として耳を傾けているふりをしながら、聞き流しているのだ。実質的な日本の経済力を見抜いているのだ。だからこそ、今回のような有事に於いて、ドルよりも信頼のおける円を買ったのだ。
 そうじゃないのか?
 そうでなければ、世界的な経済混乱が予測される事態が起きたとたんに円高になる理由を教えてくれ! できれば俺にも理解できるように分かり易く!
 円高に振れるのとは裏腹に、日経平均は1300円近くも下げて今年最低を記録した。これも不思議だ。円高になったと言っては株価が下がり、円安になっては株価が下がる。世界中で日本の投資家だけがバカなんじゃないのか? すっかり財務省に洗脳されているんじゃないのか? 世界的な有事になっても円の信頼は失われないのだ。それだけ世界は日本を信頼しているのだ。もっと自信を持っていいんじゃないのか? もちろん、業態によっては円高の影響をこうむって業績を下げる業界もあるだろう。しかし、日本の経済はおおむね堅調なのだ。萎縮さえしなければ! もっと自分の国に自信を持ってさえいれば!
 財務省が「破綻だ、破綻だ!」と騒いで不安を煽るから、企業も個人も内部留保や貯金に走り市場に金が回らないのだ。景気は『気』だ。財務省が日本の足を引っ張り、日本の景気を悪くしているとしか思えない。
 夕方になって、イギリスではキャメロン首相が辞意を表明した。自分が先頭で旗を振った残留派の責任を取ったのだ。
 日本でも、財務省の役人は全員が辞任するべきだ。官僚の中の官僚とか言って、東大出の頭の良い連中が集まっているはずの財務省だが、結局、学閥に縛られて愚かなことしかしていない。この学閥を清算する意味でも、財務省の役人は一度全員が馘にされるべきだ。

 さて、次なる試練が2週間後にやって来る。
 7月8日、金曜日。
 正直、これは見ものである。
 今年(2016年)、年明け早々に支那の上海市場が暴落し、開始からわずか30分で取引が停止した。株価が7%暴落した時、自動的に取引が停止するという中国独自の新ルール『サーキットブレーカー』が作動したのだ。これにはもちろん誰もが知る伏線があった。ちょうど半年前の去年(2015年)7月8日の株価暴落だ。この時、5%以上の株を持つ大株主と経営陣は半年間の株式売却が禁止された。もちろん、これも支那の独自ルールだ。その半年後が今年の1月7日で、この時も再び半年間の取引が禁止された。その解禁がきっかり2週間後の7月8日になる。
 いよいよ支那の崩壊にも拍車がかかる。
 そして、また円高になるんだろうな……。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

辰之介

Author:辰之介
映画ファン歴40年。
映画やドラマを観る日本人の審美眼を真剣に憂える。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる