TBSのシューキンペイ

 TBS『報道特集』のキャスター金平茂紀氏。名前から察するに沖縄出身かと思いきや、今、ウィキペディアで調べてみたら北海道なんだそうで。
 実は一度だけ面識がある。もうかれこれ2年以上も昔のことだ。2014年9月18日、イギリスからの独立を言い出したスコットランドでその是非を争う住民投票が行われたが、その投票の前日だったか数日前のことだった。ボクの金平氏に対する第一印象はスコットランドの独立運動とセットになって記憶されている。なぜなら、そのとき金平氏は、
「スコットランドの独立運動は、必ずや沖縄の独立運動を刺激する。本格化させるかもしれない」
 と仰っていたからだ。ボクとしては、沖縄独立などという考えは親中左翼の妄言だと思っていただけに、テレビに顔を出して論説を垂れるような人物の口からそんな発言が出たことが信じられず、驚きで、強く印象に残ったのだ。
 そんなコトもあって、ボクは金平氏のことを、名字の字面もあって勝手に沖縄出身だと思い込んでいたという次第。でも、最近は、金平氏の本当の出自は支那ではないかと思うようになった。「金平」を「カネヒラ」と読むから騙されるのであって、本当は「キンペイ」と読むべきなのだ。
 先日、『報道特集』を久しぶりに見た。『揺らぐ香港の民主主義』という特集を見たかったからだ。
 香港はイギリスから返還された時、50年間の一国二制度が認められていたはずだが、支那は経済的にも選挙的にも香港を追い詰め、香港の自治をなし崩しにしようとしている。例によって支那は、香港を「一つの中国」にしようとしているのだ。銅鑼湾書店の店長などが支那政府に拉致されたことは周知の事実だが、言論統制も始まっている。しかし、百年に及ぶイギリス統治で民主主義を謳歌してきた香港では、若者たちを中心に支那化されるのはまっぴらだと『雨傘運動』を起こした。同じく「一つの中国」化に怯える台湾の若者たちが起こした運動『ひまわり革命』に倣ったものと言われている。チベットやウィグル地区の例を引き合いに出すまでもなく、香港も台湾も「自由」と「民主主義」を求める若者は支那からの独立を望んでいるのだ。そんな若者たちの、その後の戦いを追った企画ニュースだった……はずなのだが。
 締めで発したキンペイ氏の発言に驚いた。曰く、
「香港が沖縄の状況に似ている。中国に何でも伺いをたてる香港政府と、アメリカの意向に付き従う日本政府がダブって見えてくる。それと若者の閉塞状況と……」
 キンペイ氏の論理から言えば、中国とアメリカが同質の国家だということになる。アメリカ・ファーストを表明し、威圧と恫喝で外交を進めようとするトランプ次期大統領の発言を聞いていると、いささか支那っぽくも見えてしまうが、一応、アメリカは自由主義陣営の国家だ。偏向報道で定評のあるCNNもニューヨーク・タイムスも放送禁止や発行禁止にはなっていない。経営者や編集長が政府に拉致されたというニュースも聞いたことがない。対する支那は国家ですらない。一応、中華人民共和国なる看板を掲げてはいるが、人民もいなければ共和国でもない。あるのは、中華思想の共産党による一党独裁と共産党に搾取される民衆と、虐殺されるチベット人や新疆ウィグル人などの少数民族だけだ。
 香港の若者が願っている独立の先には自由の光が見えるが、沖縄の独立の先には闇しかない。すなわち、支那支配による自由のない世界だ。沖縄が支那の闇に呑みこまれてしまわないように基地が必要なのであり、平和ボケ久しい日本だけでは防衛が出来ないのが現状なので、やむなく米軍にいてもらっているのである。
 それにそもそも、沖縄の若者はそのロジックに気付き始めている。沖縄のメディアが極めて偏向していることにも、それらの主張が支那のそれと同質であることにも、基地反対運動に血道を上げている連中は沖縄県民ではなく本土からやって来た活動家やプロ市民であることにも、若者は気づき始めている……。
 キンペイ氏には、その師匠である筑紫哲也氏と同様、問題の本質が見えていない。いやいや、見えていないはずがない。だとすれば、沖縄を独立に導くことで支那による支配を進めたいと願っているとしか思えない
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

辰之介

Author:辰之介
映画ファン歴40年。
映画やドラマを観る日本人の審美眼を真剣に憂える。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる